ショート

2023.08.14 ブログ


今回はスマホに保存していたこまごまとしたものを紹介していきます。YouTube風に言うとショートといったところでしょうか。私はショートと聞くと、YouTubeよりも星新一を思い出しますが(笑)





まずは、高校サッカーの名門・青森山田高校の監督を経て、現在はFC町田ゼルビアの監督をされている黒田監督のインタビュー記事より。

――基本的なことを徹底的にやり、日々の習慣を大切にすることはサッカー選手だけではなく社会人に置き換えても重要なことです。

黒田 これらを実践できるのは上手い下手という問題ではなく、おそらく「性格」の問題です。私は究極のスキルは「性格」であると何度も何度も選手たちに伝えてきました、青森山田時代もゼルビアでも。そのスキルを身につけられるかどうかは「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」、その選択にはいつも「性格」が付きまといます。

相手のシュートに背中を向けたり、足だけ出してなんとなく阻止しようとするプレーを「アリバイを演じるプレー」といいます。心無いシュートブロックを演じ、心から体を張れないプレーをするのか、それとも心から絶対止めたいと思って、正面を向いて一歩前に出て体に当てに行くのか。シュートを防げる確率は全然変わってきます。
一般的なサッカーに関する指導とは違うかもしれませんが、このようなアプローチの違いによってシュートを防ぐ確率は全然変わってくるのも事実なんです。これは「スキル」ではなく「性格」の問題なんです。

――最後に今後の目標、ビジョンについてお聞かせください。

黒田 現在は半分(21節)も終わっていない状況で、今は目の前の試合に集中しています。(中略)ただ、勝負事ですから勝つこともあれば負けることもあります。選手たちがやるべきことをブレずにやり続けることが大きな崩れを防ぐために最も重要な要素です。彼らがそれを少しずつ理解し始めているということが最近の収穫なんです
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監督がとおっしゃっている「性格」とは、「気持ち」という言葉に置き換えが可能だと思います。「性格」を変えることは難しいからそういう選手は一つ上まで行けないと言っているのではなく、そういう性格に目をつぶって変えようとせず、「怒られない程度の」行動や結果をとり続けること(=アリバイを演じるプレー)がよくないとおっしゃっているのではないでしょうか。基本を繰り返すこと、それを徹底すること。どんな世界でも大切なことは同じだなと思いました。





次は、アニメ『ルパン三世 PART6』で次元大介が言った言葉です。

「できるかどうかで悩む奴は、みんな棺の中に消えていった。俺たちの世界じゃいつだって選択肢は二つだ。やるか、やらないかだ。」
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かっこよすぎますね(笑)次元は、アニメや漫画の中で私の好きなキャラクター・ベスト10に入ります。たぶん。黒田監督も同じことをおっしゃっていますが、次元のほうがカッコいいです(笑)(黒田監督、ごめんなさい。)
話は逸れますが、これも現実とアニメの違いの一つではないかと思います。確かに次元のセリフのほうがカッコいいですし、ストレートに心に響きます。しかし、具体的ではないので、うまく自分に重なりません。黒田監督は例を交えて話してくれているので、次元より長くて一見わかりにくいですが、自分の状況にリンクさせやすいように思います。やはり現実に人に向き合って監督されている名将ですね。黒田監督に対するフォローではなく、本心です(笑)
さて、「できるかどうかではなく、やるかやらないか。」
この言葉は素晴らしいと思いますし私も同じ考えを持っています。私は次元ほどカッコよくなく、黒田監督ほどわかりやすくもない。残念です(笑)





最後は、アニメ『ゾン100』のアキラのセリフです。ゾンビに襲われているシズカを命がけで助けに来たときに、理屈や損得で行動を考えるシズカに「なんのために(助けに来たのよ)!」と言われて返したセリフです。

「もういいじゃないすか、そういうの!誰だって腹減ったら目いっぱい食いたいし、かわいい女の子と出会えたら仲良くなりたい!目の前で助けを求める人がいたら、ヒーローになりたい!そこにいちいち理由が必要なんすか?」
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これもカッコいいですね(笑)最近ハマって見ています。
行動するときにその理由や意味を考えること、あるいは知ることは、大切なことだと思います。それを持って行動することで、自分が誤った道を選ばないようになりますし、自信がなくなりそうなときに、それが灯台のように行き先を照らしてくれることもあるでしょう。
しかし、人には、時々それを超越する行動が必要な時があります。自分の心の中の何か良心のようなものが、自分の意思とは関係なく光を見つけることがあります。そんなときは理由や意味の前に、心のおもむくままに行動する、そうすることで一気にゴールを掴むことができる、そんなときもあります。このアニメのアキラを見ていると、本当に自分のやりたい事を精一杯(命がけで※)することの大切さを教えられます。
(※「命がけ」……何かに失敗したとしても、そしてその結果命を失ったとしても悔いのないこと。自分にとってその決意のあることが「命がけ」ですべき行動で、それを見極めるのがプロだということだそうです。ルパンが言っていました(笑))
そして、そしていつもスティーブ・ジョブズのあの有名な言葉が思い出されます。「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」毎朝、鏡の自分にこう問うてから仕事に行っていたそうです。

黒田監督、次元、アキラ、スティーブ・ジョブズ。全員の共通点は、「本気」であることだと私は思います。みなさんはどんな感想をお持ちでしょうか?

それでは今日はこの辺で失礼します。


sungrove

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