社会の指導方針①

2022.03.30 ブログ


国語、社会科の高木です。今回は社会科の指導方針について書きたいと思います。

社会はよく「覚えるだけ」と言われます。確かに学校の定期テストだけでいえばその通りで、教科書の範囲の太字さえ覚えておけばある程度の点数は取れます。しかし生徒の中には、「覚えるだけ」と言われても何を覚えればよいのかわからなかったり、そもそも覚えるのが苦手であったりする子たちもいます。そんな生徒のために、どのような問題がテストに出やすいのか、どうすれば覚えやすいのかを教えていきます。

社会の定期テストは8割方出る問題は決まっているもので、それをいかに反復練習して覚えていくか。点数だけで言えば、塾で覚えなさいと言われたことを宿題や練習問題でしっかり定着できれば誰でも80点ぐらいは取れるのです。
しかし、できない生徒は、点数が悪い→苦手→できなくてもしょうがない、自分には無理。となるようです・・・。そもそも苦手だからできないのではなく、勉強していないからできないのです。当たり前のことですが、このことを勘違いしている(わかっていても認めたくない)生徒は少なくありません。三年生の初めの授業で、みんな70~80点ぐらいは取れるようになるよと言うと、毎年決まって何人かは全力で首を横に振ります。(笑)そんな社会が苦手で2年生まで30点ほどしか取ったことがない生徒でも、教えたことをしっかり実践すれば定期テストで70~80点台を取れるようになっています。

まずは苦手だから無理と決めつけてしまう生徒を、やればできると感じてもらう。良い点数が取れない原因の一つは点の取り方を知らないからなのです。一教科でも良い点数が取れればやる気にもつながり、どれぐらい勉強すれば良い点数が取れるのかも理解することができる。どの教科でもいえることですが、点数を取りやすい社会だからこそ、それを実感しやすいのではないかと思っています。

ここまでは塾として当たり前の、いわゆる点数を上げるための指導です。しかし、ただテストに出ることを覚えさす指導だけでは生徒はついてきません。なによりそのような授業は楽しくありません。
覚えるだけではなく、すこしでも興味を持ってもらえる、すでに学校の授業だけで点数を取れる生徒にも受けてよかったと思える授業をしたい。そのためにどのような指導をすべきか・・・

これ以上は長くなりそうなので、続きは次回にさせてもらいます。


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