終わりと始まり

2021.03.14 ブログ


こんにちは、そろそろ毛布を直したいけどまだ夜は寒いしな~、あっそう言えばそろそろブラックキャップも一年経つから交換の時期か~と思っている井上です。
(だんだんこの自己紹介の部分が長くなってきた笑)

さて一般選抜入試が終わり、あとは結果を待つだけとなりました。そわそわして気が気でない者、腹をくくって結果を待つ者、開放感からそれどころじゃない者(笑)、それぞれの一週間を過ごしていることと思います。
しかし、どんな結果も昨日からの続きに過ぎないということはわかってください。昨日から切り離された今日は来ないものです。そしてもちろん、今日の行動が明日を創ります。それさえ忘れなければ、「どんな結果も明日の材料の一つに過ぎない」ということに気づき、昨日の自分を冷静に判断し明日へ繋げることができるでしょう。

就職から5年ほど経った頃、友人が、こんなことを言っていました。
「自分はいま、周りの同じ年齢の人よりは多少多くの給料をもらってる。でもそれは当然やと思ってる。大学受験の時、自分は一切遊ばず勉強だけやってきた。文字通り『勉強だけ』しかしてない。友達が楽しそうな話をしてるのを横目で見て、ぐっとこらえて我慢して大嫌いな勉強をし続けた。その結果がいまの給料の結果になってるんやと思うから。」
おもしろい考え方だとその時思った記憶があります。もちろん勉強だけが収入につながるわけではないし、遊びから得られるものも多くあります。「勉強こそが!」というような、そんな狭い意味でこの話を書いているわけではないことはわかってください。(最近は言葉の端だけをとらえて批判される風潮なのでびびっています笑。)
そうではなく、一部の例外(根拠のない突然の幸福や突然の不幸も人生にはあり得るものです)を除いて、どんな結果も、自分の行動が生んだものだということを伝えたいのです。

そして大切なことは、昨日から続く今日に一喜一憂することではなく、昨日から続く今日の経験を、どう明日に繋げるかということです。これからの人生は行動→結果、行動→結果の連続です。そういう、「結果が明確になる人生」が、いまようやく始まったところだと、改めて認識してください。そうすれば明日からの行動を誤ることはありません。

そして私は、私にとっての「明日」、つまり来たるべき新年度に向けて新しい教材作りに勤しんでいるところです。堺市は今年度まで「開隆堂出版」の英語の教科書を採択していましたが、来年度からは「光村図書出版」の教科書を採択することが決まっています。それに合わせて教材を作り変えているのですが、英語や国語は扱う単語や文章が変わるため、大きな変更を強いられるわけです。そして私は強いられているわけです(笑)。しかし、これもいい機会だと思い、昨年までの手ごたえを基に、さらにいい教材を、と思いながら作り直しています。正直に言ってすごく面倒くさいですが、一つの教材が完成したときは、毎回「いいものができた~」とにんまりとしています。教材作りをする時は、いろんな生徒の顔を思い浮かべます。こういう問題を作ればあの子はできるようになるかなとか、この形式ではあの時ついてきていなかった生徒がいたなとか、あの子はこの問題まで解けるようにさせたいなとか、そんなことを思いながら作っています。仕上げたときにその生徒たちの顔が全部笑顔になっていれば、完成です。そして私がにんまりとながらファイルして、また次の教材に取りかかります。

さて、今日はこの辺で失礼します。
次回は書く内容が決まっているので近いうちに更新できそうです!たまにブログを読んでくれているという声を耳にする度に、うれしさと申し訳なさに包まれています(笑)。もっと更新せねば!と、毎回、確かに、本当に、心から、そう思っているのですが…(笑)。
では、良い日々を!


sungrove

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