ゲーム②

2019.12.21 ブログ

ここからが本題ですが、これは勉強とまったく同じだと思いませんか?(無理矢理繋げてきた…わけではありませんよ!笑)
1つの教科の点数を上げるためにしなければならないことはたくさんあります。なかなかうまく上がらない人は私のゲームのような状態になっていませんか?あれをやって途中でやめる。別のことを始めてはまた途中でやめる。結局時間をかけただけの成果が得られずに嫌になる。

そこで私たちの登場です(笑)
私たちは生徒の足りていないことを把握しています。始めから入塾している生徒に関しては、ほとんど隅々まで把握しています。中途入塾の生徒に関しては、1ヶ月もかからないうちにだいたい見えてきます。わかれば必ず伝えます。それを言われてどう考えますか?「苦手やから無理」「めんどくさい」「覚えられへん」。そこでそんなふうにフタをしてしまっては、残念ながら成績は今のままです。あるいは下がってしまいます。それを越えるために地道で面倒くさい努力をしてください。辛いのはわかります。自分のしたい勉強方法のある人もいるでしょう。でも私たちに言われたことを素直に愚直にやり続けてみてください。そうすれば必ず点数は上がります。なかなか大変です。ゲームで言えば同じ敵を倒してただただレベルを上げたりアイテムを増やしたりするような作業です。なにも楽しくない。わかります。ゲームにせよ勉強にせよ私も通ってきた道です。でもそれしか方法はないんです。

その繰り返しの作業の過程で、コツのようなものが掴めるようになります。始めはそんな感触がないかもしれません。それでも繰り返してください。すっと抜ける時がきます。ああ、先生の言ってたことってこういうことか、と。私たちはみなさんが実感する前からその変化に感づきます。何度か言われたことのある人もいるかもしれません、「最近いい感じやなぁ」と。あれは力が動き始めたことを伝えているのです。そこから繰り返してくれれば確固たるものになるのですが、残念ながら、一時的なもので終わってしまう人も少なくありません。まったく無駄になるわけではないですし、今回努力したものは不思議と1年以上経っても「得意な単元」として頭に残っているものです。しかし「動く」くらいの変化となると、また次の機会を我慢強く待たなければなりません。それだけ1つの山を越えるのは大変なことなのです。

今3年生は受験前の大事な時期です。「動く」のを一番感じられる時期と言ってもいいでしょう。この時期に大きく「動く」生徒を何人も見てきました。3年間なかなかひと山越えられなかった生徒が、すっとすべてが繋がる瞬間、あの感覚。私と生徒が同じ感覚を共有する瞬間があります。全員に共通するのは、言ったことを素直にやり続けてくれたという点に尽きます。もちろんそれだけが合格する方法ではありません、私は英語を教えていますが、他教科でそれを感じる生徒もいるでしょうし、まんべんなくじわじわと合格ラインまで上げる生徒もいます。
たしかに勉強にはいろいろなやり方があります。私の方法だけが正解だとは言いませんが、事実として、私たちは何人もの生徒を合格に導いてきました。その経験を、その知識を、私の知り得る限り最もいい方法を、私は生徒に伝え続けます。

そしてまた、高校受験に合格することだけが「成功」の形ではありませんが、こつこつと積み上げられる生徒は、人生のどこかで必ずその成果を感じています。

ゲームの話から人生の話に飛躍しましたが、私はすべての根底にあるものは似ているのではないかと考えています。では、今日はこの辺で失礼します。
sungrove

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